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ひのきの里の秋まつり 御木曳 [祭]

 11月3日には、毎年恒例のイベントとなっている、「ひのきの里の秋まつり」が開催されました。今年は、斧入式の際に伐り出された御用材を皆で引っ張る、御木曳が行われました。出店の準備よりも早く、御木曳の準備が始まり、御木曳の準備がひと段落してきたころに出店の準備が始まりました。

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 秋まつりでは例年通りのイベントも行われました。商店街では射的や輪投げなど、景品がもらえるゲームの出店が今年も出ていたり、

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 特産品の販売や商店の総菜や弁当の販売、花や酒などの販売も行われました。昼前には昼食の弁当を目的とした方たちが並び、インキのある弁当は12時ごろには完売するほど・・・。今年は御木曳イベントが行われる関係で、伊勢の物産展を数量限定で販売するタイムセールも行われました。

 赤福の販売もありましたが、すぐに完売したとのこと・・・。

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 御木曳は、12時ごろに始まり、14時50分ごろまでとなりました。最初に、上松中学校の郷土芸能部による獅子舞が披露されました。見ごろを迎え始めていた山と奉曳車をバックに舞いが行われました。時折強い風が吹く中の舞となりました・・・。獅子舞のち、開会式が行われ御木曳の始まりとなりました。

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 曳き始めは、最初に一礼し、それから皆で引っ張り始めました。

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 御木曳は先頭に神楽が位置し、その次に先導車、その後ろを御木曳が続きました。

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 駅前の広場からスタート。町の若連の衆と町民とで曳始めました。木遣り歌の「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声に合わせて皆で力を合わせて曳きました。カーブや坂は危険を伴うため特にゆっくりと時間をかけて曳いていました。夏祭りの時の子どもお木曳の1/3サイズの奉曳車でも大きく感じましたが、実際の奉曳車は町中を通ると、巨大さを実感しました・・・。

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 多くの方が御木曳に参加し、ゆっくりとしたペースで進んでいきました。

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 11月にしては暑い気温かつ日差しが強い中での実施となりました。それでも、最初から最後まで御木曳に参加した方もいらっしゃいました。申し込み順で人数がいっぱいだと区間ごとに交代の予定でしたが、人数割れしていたため、ずっと曳き続けることができるように・・・。基本的に20年に一度の伊勢神宮の式年遷宮時の御神木の御木曳の時のみのため、貴重な体験・・・。次回は、8年後の2025年に寝かされる御神木の御木曳となります。

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 御木曳の参加者の中には、こんなコも・・・。飼い主と一緒に参加。おとなしく、一生懸命一緒についていっていました。子どもたちにも人気でした。



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 駅前のロータリーに戻ってくると、普段見慣れている場所のせいもあって、改めて奉曳車の大きさを実感しました。大勢の人たちで引っ張っている様子は結構な迫力。高いところから遠景で撮るとなかなかでした。


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 駅前に到着してしばらくのち、獅子舞が行われました。奉曳車の前での舞はまた違った趣があり良かったです。


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 最後に若連や町民の方々でロータリーにて木曽踊りを踊って終了となりました。町内の若連が勢ぞろいしての珍しい光景が繰り広げられました。若連以外の方がもっと多いと、非常に大きな輪となったのではないかと思いますが、あまり輪に入って踊る人がおらず・・・。

 

 御木曳の後も秋まつりはしばらく続き、最後に恒例のエマ商会による「餅つき」が行われ、上松町の「秋」の最大のイベントが幕を閉じました。御木曳が行われたため、昨年よりも多くの方が祭りに参加されており、非常ににぎやかなものとなっておりました。





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