散歩撮影会 ついでにいろいろ撮影・・・。 [生物]
6月11日(日)に協力隊員として、イベント企画を実施しました。画作りのコツを学びつつ撮影しながら歩く企画で、上松の自然と風景を生かせるイベントとして実施しました。近所に住んでいてもほとんどないしは、全く歩いたことがないという方もおり、この道を歩くとこんな風景やものが見られるのかと、発見をしていた方もおりました。
個人的な発見としては、立派なホオノキが生えている場所があることでした。町内近辺だと大きくならないように摘心をしたり、剪定をしたり管理されている為、それほど大きく育ったホオノキをいることはないです。小田野地区コースのルートには、大きく育ったホオノキがあり、大きな葉と大きな花で立派な姿を見せておりました。
参加者と共に講師の方の解説を聞きながら、実践しつつイベントの様子を撮影もし、気になった昆虫や生物がいた際にも撮影をしました・・・。
参加者の方が、田んぼの脇に面白い形のコケを発見。
立派なコケの塊の下のほうへ管上のものが下がり、先端から定期的に水滴が垂れていました。水滴とコケをうまく構図を考えて撮影すると非常に面白いものが撮れそうでしたが、下へと延びる管の部分がコケと共に撮影しにくい長さとなっており、うまく撮れず・・・、断念。超広角レンズや魚眼レンズといったものがあれば、非常に面白いものが撮れたのではないかと思いました。
アザミがきれいに咲いている箇所が多く、アザミが主な撮影対象となる場面も多く、講師の方や参加者がアザミを用いて各々ボケを生かした撮影にチャレンジしていました。アカツメクサも結構咲いていたため、そちらも撮影対象として皆さん撮影されていました。
撮影会中、ふと目に入ったアカスジキンカメムシ(幼虫)。成虫になるとメタリックグリーンの非常に美しいカメムシとなりますが、幼虫はちょっと地味目・・・。地味な色合いに見えるものの、光沢とラメのような輝きがあり光が当たると美しくキラキラと光ります。白い独特な模様も美しく、目を楽しませてくれるため、見つけるとちょっとうれしい虫です。
また、独特なかわいらしい見た目のゾウムシも発見。アイノカツオゾウムシだと思われます。どのゾウムシも長い口吻とクリっとした目でかわいらしく、思わず撮影したくなる昆虫です。
風景だけでなく、昆虫や植物など生物を観察しながら散歩を楽しめるのが、田舎の長所だと思います。イベントなどを通して、多くの方が撮影しながらの散歩を楽しんでもらえるきっかけとなればよいなと思います。
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