熱い相撲とろうそくの明かり [祭]
2月10日(土)に予定通り上松町氷雪の灯祭りが行われました。1週間ほど前からずっと15時ごろから雨の予報が出ておりましたが、前日の予報と当日の予報でほぼ雪の予報に。実施できそうということで、予定通り前日に引き続いて午前中から灯祭りの準備が進められました。
10日の午前中の準備は、主にスノーキャンドル作りと雪像づくり。スノーキャンドルは、バケツと植木鉢を用いて雪を固めて作ります。朝が非常に冷え切っていたため、作業開始時には雪がさらさらとしており、非常に固まりにくい状態でした･･･。昼が近づいてくると、気温が上がり程よく雪が解けて固まりやすくなりました。
目標最低ラインは、100個。10名ほどで昼には150個を超え、最終的に最低目標の倍の200個以上が完成しました。
今年も、広場のステージの階段の傾斜を活用した滑り台が作られましたが、滑り口には寂しげな雪だるまが･･･。ちょっとしたアクセントに。
15時の雪上相撲の受付開始時間が近づくと、多くの子どもたちが集まり、雪の滑り台で遊んでいました。結構な速度が出て、大喜びでみんな何度も何度も滑って遊んでいました。そりを使って滑るとかなりの速度に･･･。
15時30分からいよいよ「がんばれ御嶽海! 第2回雪上相撲上松場所」が始まりました。
みんな思い思いの士呼名をつけ、いよいよ相撲大会が土俵入りから始まりました。取り組みはまずは、保育園児の部から。小さな体で、相手を押し出すかわいらしくもなかなかの熱い取り組みが行われました。
保育園の部の後、小学1・2年生の部がその後、小学3・4年生の部、小学5・6年生の部と続きました。小学1・2年生の部からは、大迫力の押し出しが見られるように。下の写真は、あえて被写体ブレを起こして撮影。これは、2月4日(日)にあげまつ散歩撮影会のまとめ会を実施した際に、講師の塚本氏からあえて被写体ブレをさせることで、モザイク処理をしなくても顔がわからなくなるほか、押し出しの際のスピード感や迫力が表現できるということをご教授いただき、さっそく実践。ちょっとブレさせすぎましたが、おおむね成功。もっと練習していきたいと思います。
相撲大会が終わると、点灯式の準備。アイスキャンドルを牛乳パックから取り出しました。この作業が意外と大変･･･。
点灯式前には、餅つきが行われ、餅つき後にはお汁粉にしてふるまわれました。
17時30分には、点灯式が行われ点灯式後には皆で手分けしてスノーキャンドルやアイスキャンドルのろうそくへ火を入れていきました。雪が降りしきる中でしたが、点灯式の時には小康状態に。
御嶽海関をイメージした雪像の周りや口のろうそくにも点灯され、温かなろうそくの明かりで駅前の広場が照らされました。
例年恒例のちゃんこの振る舞いも行われました。温かなちゃんこで体の中から温まりました。非常においしいちゃんこで、お代わりをした方も･･･。ちゃんこの振る舞いの最中、御嶽海関への応援集合写真の撮影も行われました。雪が降る中、大勢の方が集合写真の撮影に参加されました。
ライトアップされた、雪像では記念写真を撮る親子の姿もちらほらと。保育園児の絵をつけたスノーキャンドルへは、保育園児の子たちが自分たちが描いた絵がどこにあるかを親子で探す姿もありました。
スノーキャンドルに貼られた保育園児の絵は、スノーキャンドルから透けるろうそくの温かな光で照らされて、暗くなった会場で目立っていました。約100個の保育園児のイラスト付きスノーキャンドル、ステージの階段に並ぶ様子はなかなか。華やかに階段を彩、多くの方を楽しませていました。
あえてピントをずらした作品の撮影にも挑戦。ちょっとぼかしすぎましたが、滑り台で遊ぶ子たちと、スノーキャンドルの明かりの雰囲気の表現はなんとなくできました。今回の氷雪の灯祭りでは、様々な撮影方法を試験しました。まだまだ、写真の表現方法は奥が深いので、勉強しつつ遊びながら実践して腕を上げていきたいと思います。
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