「ねざめの竹灯籠」、「Tuta luna eklipso」
昨日、1月31日の夜は全国的に皆既月食が見られるということで非常に話題となっていましたが、曇りがちな天気で見られなかった地域も多かったそう・・・。
せっかくの皆既月食ということで、ねざめホテルの中庭にて10名ほどで観察を実施しました。今現在、ねざめホテルの入り具と付近では、竹灯籠によるイルミネーションを行っており、うっすらと残る雪と竹に空いた穴から漏れる光との共演が見られます。
玄関正面には、ねざめホテルと彫られた灯籠も・・・。
独特な雰囲気となっておりますが、イルミネーション類を撮影していると、幻想的な雰囲気の撮影ができるクロスフィルターがあればと感じます・・・。
小さな竹灯籠と雪は、非常にマッチしていてなかなか。雪が良いアクセントとなっていました。今後も雪が降るタイミングがあるため、雪が降り積もった後には、雪と竹灯籠による独特な光景をねざめホテルにてお楽しみいただけます。
昨晩のメインイベントの皆既月食は、月が山から出、かけ始めた時間には雲がかかることなく、非常にきれいに見えていました。その後、徐々に雲が出てき始めましたが・・・。
とりあえず、皆既月食になる前のだいぶ食が進んでいた時分の月。この時には、月の周囲にはほとんど雲が存在せず、月がクリアに見えていました。
ほぼ皆既月食となる段階の時には、月の大半が赤っぽく見えるようになっていました。満月の明るさも和らぎ、食の始まりの際や、部分食の段階の時よりも、周囲の星がよく見えるようになりました。
いよいよ皆既月食となると、夜空が大分暗くなり、月のすぐ近くに瞬く星々を肉眼でも捉えられるレベルにまでなりました。皆既月食中、時折薄い雲がかかり観察や撮影がしにくくなるタイミングがありましたが、総じて観察しやすい状態が続きました。
皆既月食が終わり、徐々に満月へと戻っていく様子も見られれば良かったのですが、皆既月食の終わりの時刻になってすぐ位に厚い雲がかかり始め、あっという間に月がまったく見えないように・・・。ギリギリ皆既月食中は天候が持ったためよかったですが、出来ればもう少し観察ができたら完璧でした。
次の今回同様、月食の開始から終了までを観察できる好条件の皆既月食は、2022年11月8日(火)とのこと。次回も撮影できればよいなとおもいます。
皆既月食を見、2012年の金環日食を思い起こすと、この日も全国的に曇りがちだったのが懐かしい・・・。この時も雲が多かったものの観察や撮影ができたためよかったですが、大きな天文イベントがある時に限って天候が良くない日が多い印象があります・・・。金環日食の1月ほど前からラジオにて、「DREAMS COME TRUE」が「時間旅行」という歌の中で2012年の金環日食をうたっていることが話題となり、何度も聞いたのが懐かしい。今でも、「時間旅行」を聞くと、学生の頃に家族と見た金環食が思い起こされます。
タイトルの「Tuta luna eklipso」は、最近学習中のエスペラントで皆既月食。eklipsoは日食。
英語での日食を意味するエクリプスは、日食でなくカモ(鴨)を真っ先に思い浮かべてしまいます・・・。バードウォッチャー以外で、オスガモのエクリプス(オスガモの繁殖期以外のメスガモに近い羽色の姿。)という用語を知っている人はほとんどいないのではと思います・・・。
まだカモのエクリプスは2度ほどしか見たことがありませんが、人によっては、エクリプスという言葉を見聞きして、今までに見た様々な種のカモのエクリプスが思い起こされる人もいるのではないでしょうか。
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