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駒ケ岳神社例祭 太々神楽 2018 [祭]

 5月3日(水・祝)に駒ケ岳神社例祭の太々神楽が行われました。演目の順番は、昼の休憩時間との兼ね合いで、毎年微妙に変化します。今年も昨年と異なる順番にて演目が披露されました。

 朝から雨が降り、午後には上がったものの雲がほとんどかかっているような天気でした。そのため、基本的に暗い中での実施となり、フラッシュの嵐となりました。昨年は、極端に強いフラッシュで白飛びしやすい条件でしたが、今年はたかれるフラッシュの多さで白飛びしがちの条件となりました。


 9時ごろから始まる神事。様々なお供え物が神様のもとへ。厳かな儀式となります。お時間があればこの神事からご覧になるのがベストです。お供え物を運ぶ様子も、スローシャッターによる流し撮りで撮影しました。丁寧にでも結構な速度で歩いて運ばれていきます。

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 最初に行われた舞。この写真の服装による舞が複数行われますが、持っているものが異なるだけで似たような動作の繰り返しとなるため、最初の舞で動きをある程度頭に入れておくと、シャッターを切りたい動きのタイミングが読みやすくなります。

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 岩戸が開いたのち、神様が登場するという流れで、舞が行われます。最初の2・3演目は順番が変わることなく行われますが、そのあとは、昼休憩の時間との兼ね合いで演目の順序を入れ替えつつ演目が進んでいきます。

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 「御神入舞」は、ゆったりとした動きと、素早い動きとの緩急がある舞です。

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 止まったかと思うと、唐突に走り出す場面では、流し撮りにて撮影することで動きある画に。流し撮りは、動きを表現できるだけでなく、スローシャッターで撮影する必要性があるため、暗い境内でもISO感度を極端に上げなくても撮影できるというメリットもあります。

 祭りの動きは意外と早いため、流し撮りで撮影し続けていると、慣れてきて徐々に失敗が少なくなってきています。


 フラッシュがたかれると、ぴたっと止まった動きのない画になるため、フラッシュの合間を見ながら撮影。動きのない部分は、被写体ブレがなく写るため、どのような動きの舞かなんとなくわかる画となります。

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 今年は、「四神五返拝」が午前中に行われることなく午前の部が終了しました。午前の部は、11時30分に終わり、12時10分を過ぎたころに午後の部がスタートしました。



 午後の部は、最初に2演目行ってから、「四神五返拝」となりました。

 太々神楽は、セリフのない舞がほとんどですが、中にはセリフ回しのある舞もあります。

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 「岩戸別神鈿女舞」もセリフがある舞の一つ。独特なゆったりとした動きの中で、言葉が発せられる舞となります。この舞が終わったのち、「四神五返拝」となりました。

 

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 「四神五返拝」の見どころと言えば、一斉に天狗がジャンプする場面となります。周囲の森は、たいてい色が飛んで見えなくなりますが、今年はフラッシュの明るさとの差で結構、森が写り込んだ写真が撮れていました。フラッシュから少したって撮影できた写真は、真っ暗にならずに暗い神社内の雰囲気をうまく出せた写真となりました。

 完全に満足のいく写真は撮れなかったものの、狙っていた周囲の森が写り込んだ画は撮れたため一応満足。今年は、「四神五返拝」の撮影には微妙に向いていない位置だったため、来年はもう少し別の位置から撮影できればと思います。


 「四神五返拝」の後、1演目終えてから行われたのが、「大宝舞」。時間の関係か、「四神五返拝」が終わった後に帰られた方が結構いましたが、画としてのインパクトは弱くなるものの、太々神楽で最も見ごたえのある舞を見ずに帰ることとなるためもったいないです・・・。

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 「大宝舞」にも天狗が登場し、跳ぶ場面があります。何度か跳ぶため、シャッターチャンスは複数回訪れます。


 最後に行われたのが、最も見ごたえのある舞の「三剣舞」。真剣を用いていますが、真剣を扱っているとは思えない高速な動きの舞が繰り広げられます。刃を持って行われるため、少しでもタイミングが乱れるとケガを負う可能性があり、舞い手の緊張感がひしひしと伝わってくる演目です。

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 最後の最後には、刀を高速で振り回しますが、その際、連射のフラッシュの光でコマ送りのように見え、カメラを構えるのを忘れて見とれているうちに終わってしましました。

 フラッシュの光の当たり具合によっては、刀の波紋がくっきりと写ります。

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 9時の神事から終わり(15時ごろ)まで6時間ほどの長丁場となります。「三剣舞」は必見の舞ですので、遠方からお越しの方もぜひともお時間の都合をつけて、「四神五返拝」で帰らずに「三剣舞」が終わるまで見ていっていただけたらと思います。

 駒ケ岳神社例祭の太々神楽は、5月3日の固定日での実施となりますので、来年以降も5月3日に実施予定となります。来年、2019年のゴールデンウィークは10連休の方も出る可能性が。木曽方面へいらっしゃる場合には、太々神楽の見学も候補に入れていただければと思います。








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