諏訪神社例祭 2017 最終日 [祭]
9月9日(土)は、諏訪神社例祭の最終日、本祭りでした。8日・9日の午後まで仕事で、今年の宵祭りや地区で舞う悪魔祓いの獅子舞は撮影できず・・・。本祭りの夜の部のみの撮影に。深夜26時頃までの祭りとなりましたが、雨に降られることなく無事に終わりました。
夜は、神楽と神輿が、若宮八幡宮から諏訪神社へと練り歩きます。
神輿は、神楽の後をついていくようにゆっくりと進んでいきます。
神楽は、行きつ戻りつしながら、時折激しく揺さぶる場面もあります。
宵祭り・本祭りの夜の部の見どころの一つが、先導する天狗がなぎなたで縄を両断するところ。
切れ味が鋭いなぎなたですが、失敗することも・・・。これはこれで画になりますが、一発でスパッと切れる光景はなかなか。宵祭り・本祭り両日の夜に見られるため、撮影のチャンスは何度も訪れます。
スパッと切れる瞬間は、なかなかの見もの。タイミングを見つつ、連射で撮影。
諏訪神社の境内へと暗い夜道を進んでいきますが、町中から小学校方面へ上がる坂では、提灯の明かりと少し遠めに見える町の明かりとが良い雰囲気を醸し出します。町明かりと提灯の雰囲気を撮影できる絶好のポイントとなりますのでお勧め。
諏訪神社の境内へと、直線の坂を上がり、小学校の校庭を提灯や町民が持つたいまつの明かりが登っていく様は見もの。なかなか良い雰囲気の写真を撮るのは難しいですが、シャッターチャンスとなります。
境内へと上がってから、神輿や神楽に続いて、たいまつを持った人々が諏訪神社の社の周りを3周します。
皆が3周し終えたところで、神事や獅子舞が行われますが、炎の近くで舞われる獅子舞は迫力と神聖さがあり、必見。
諏訪神社で神輿を置いたのち、神楽は若宮八幡宮を目指して進んでいきます。途中、2か所で獅子舞が行われ、町内各所の神社の方向を向いて悪魔祓いの舞をします。
舞を終えると、若宮八幡宮へと進んでいき、上松町の交番を過ぎた八幡宮へと至る道のところでもう一度、獅子舞を行って、八幡宮へと行きます。
八幡宮に到着すると、そうめんとかぼちゃがゆ(味は、ほうとうの麺がごはんになったものに近く、美味)がふるまわれます。この時点で、24時を過ぎ日が変わっています・・・。
若宮八幡宮にて、一息ついているときに八幡宮の床に個人的に出会えてうれしい虫がいたため、夢中で撮影・・・。
カマキリモドキです。カゲロウの仲間で、カマキリそっくりの鎌と頭部をもつ、変わった昆虫です。夜の街灯に集まっては来ますが、なかなか出会える機会が少ないです。撮影しやすいようなところに居ることがほとんどないため、素晴らしい出会いでした。山と自然に囲まれた地域だと色々な昆虫に様々な場面で出会えるのが本当に最高です。
ちなみに、八幡宮には、カマキリもいました・・・。同じが核に収まる位置にいれば言うことなしでしたが、さすがにそのような位置に止まることはなく・・・。
昆虫撮影で時間を費やしているうちに、神楽が諏訪神社へ向けて出発する時間となりました。出発した時間は、25時ごろ・・・。だいぶ遅い時間となります。この時には、今までと違う調子で太鼓がたたかれます。ちょっと騒がしく楽し気な調子の太鼓に合わせ、諏訪神社へと神楽が進んでいきます。
諏訪神社へ神楽が到着すると、上若連のみが境内へと入ります。境内手前から人々が見守る中、神楽納めの儀式が行われ、それが終わると若宮八幡宮へと黙ってぞろぞろと向かいます。少し前までの楽し気な神楽の雰囲気とは打って変わってシュールな光景となります・・・。八幡宮へ到着すると、歓声が上がり諏訪神社例祭の夜が終わります。終わったのは、26時ごろでした・・・。
なかなか変わった雰囲気の祭りで、面白いですが、最終日の終了時刻がかなり遅いというのが最大のネックでしょうか。機会があればぜひとも終了まで見届けていただきたい祭りとなります・・・。
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