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寝覚の床の桜が満開 [寝覚の床]

 4月22日(土)に、寝覚の床へ桜の撮影に行きました。例年より1週間ほど遅れての見ごろとなりましたが、散り始めの美しい光景にはまだもう少しという状態でした。本日(24日)現在、桜が土曜日よりも良い状態となり、若干の花びらも舞っております。水曜日に雨の予報が出ている為、明日までが見ごろのピークかと思います。

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 寝覚の床の浦島堂裏にて、鳴き声を響かせている野鳥がおりました。下写真だとツバメっぽくも見えますが、オオルリがさえずっていました。

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 木曽地域のオオルリは、あまりきれいには鳴かず、初めて聞いたときは何の鳴き声かわからず・・・。高尾山周辺のオオルリは、複雑な美しい鳴き声の最後のジジッという部分をさりげなく入れ込む、美しいさえずりをします。それに対し、木曽のオオルリは、ジジッという最後の部分を非常に目立つ鳴き方をするため、全体的に微妙な聞こえ方になってしまっています。

 自然豊かで美しい風景も多い木曽ですが、移住してから残念と感じるのが、このオオルリの鳴き声がとにかく微妙なことです・・・。渡り鳥でありながら、地域によって鳴き声に差が出るのは非常に面白いですが・・・。


 「寝覚の床」では、まだ、新緑の季節ではないので緑は弱いですが、それでも春の空と芽吹き前の山とで、独特な雰囲気を持った風景が見られます。

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 今現在、川の水位がそれほど多くないため、寝覚の床の低いほうの位置にある岩だなまで下りると、水面が近い寝覚の床の画像を撮影することもできます。



 あまり知られていなかったりしますが、浦島堂付近には岩肌に仏が彫られています。磨崖仏と呼ばれるもので、複数彫られています。位置が分かりずらいかもしれませんが、「ねざめ亭」に磨崖仏の位置がわかるチラシが置いてありますので、ぜひそれで確認をしてみてください。浦島堂までは足場の悪い岩場を行くことになりますので、歩きやすい靴と動きやすい服装でお出かけください。

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 「ねざめ亭」付近から、眼下に寝覚の床を眺めると、桜とJRの線路等が下の写真のように見えます。

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 「臨川寺」ないしは「木曽路美術館」から階段で下った先では、桜とJRを一緒に撮れるポイントもあります。

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時間など特に気にせずでしたが、たまたま電車が通り桜と撮影できました。しっかり時刻表を把握していれば、構図を決めて撮ることも可能な場所です。


 だいぶ暖かくなり、多くの昆虫が活動を開始しており、ルリタテハの越冬個体が飛んでおりましたので、これからは昆虫の撮影も主にできる季節となりこれからが楽しみです。



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