赤沢の虫

　赤沢自然休養林はヒノキが主となっているため、目に入る昆虫の数は他の森林よりも非常に少ないです。少ないため逆に虫がいないか探しながら歩くと、昆虫がいるとすぐに目に飛び込んできます･･･。ヒノキ林内では、昆虫が少ないですが、森林鉄道の乗り場付近やセラピー体験館の周辺では様々な昆虫に出会う機会が多く、葉の上や花にいる昆虫をよく目にします。

　葉の上にナナホシテントウがいるのを見つけたため、近づいてみるとちょうどアブラムシを捕え食べているところでした。普段道端でテントウムシを見かけても、意外と目にできない食事の光景を見られました･･･。

　近くには、リンゴコフキゾウムシと思われるゾウムシがいました。美しい光沢があり、キラキラと光り輝いておりました。よくよく見ると、ほかにも数個体近くにおりました。この近辺では、このゾウムシが結構見られそうです。

　 セラピー体験館前には、花に来ていたベニシジミやハナアブがおりましたが、葉の上にオレンジ色で模様があるガがいるのが目に入りました。モンギンスジヒメハマキというハマキガの一種でした。かなり小さなガですが、美しい模様が目を引くなかなかに見ごたえのあるガでした･･･。

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