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小川若宮神社例祭 芸ざらい [祭]

 昨日、赤沢自然休養林開園と同日に小川若宮神社例祭の芸ざらいが行われました。気温が一桁でかなり冷え込む中、多くの地域の方が島地区の公民館へと見に来られていました。芸ざらいは、19時に始まり、最初に獅子が舞った後、小・中学生による神楽と獅子舞が行われます。獅子舞は、中学生により行われましたが、大人顔負けの素晴らしい舞を披露していました。

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  子供たちによる神楽と獅子舞が1時間ほど演じられたのち、小川里若連中による獅子狂言が何演目も行われます。上松町では珍しい、女性も舞台に上がって「阿波の徳島(おゆみ・おつるの段)」という獅子狂言も行われました。

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 芸ざらいが始まってから2時間ほどたった21時ごろに「葛の葉」が行われました。「葛の葉」は母と子の別れを描いた獅子狂言です。獅子は、夫である保名に正体を知られてしまった葛の葉姫の姿を借りていた狐が、正体を知られたがためにわが子のもとを去っていく場面を描いた狂言となっております。獅子は、葛の葉姫の姿を借りていた狐を、背負われている人形はその子でありのちに安倍清明となる子を表現しております。

 葛の葉の見どころは、口にくわえた筆で詩を書していくところとなります。「恋しくば尋ねて来て見よ、和泉なる信太の森の恨み葛の葉」という詩を左右反転文字や上下反転文字を用いて書き上げます。詩の最後に五芒星が書き添えられています。

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 小川若宮神社例祭最終日である、明日、5月1日の14時ごろには神社境内にて奉納の葛の葉が披露されます。




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